フェルトミッドの副作用について解説します

フェルトミッドの副作用

ホルモンを分泌させるなどして間接的に排卵を誘発するため副作用が少ないといわれているフェルトミッドですが、どうしても副作用を完全に無くすことは出来ません。

フェルトミッドの副作用は排卵誘発剤全てに言える事ですが、多胎妊娠や卵巣の腫れが起こる可能性があります。

その他にも頭痛や食欲不振、嘔吐などを起こす場合があり、基本的に軽い症状ですが、視覚異常を起こす可能性もあるので運転などは基本的に避けることを推奨されています。

主な副作用

副作用は基本的には少ないと言われていますが、起こる方の主な症状は、軽いものであれば頭痛やめまい、尿量が増加するなどの副作用があり、食欲が落ちたり喉が渇いたり、すごく運動したわけでもないにもかかわらず疲労感が出る事もあります。

基本的にはこの様な軽い症状で、生理前や妊娠初期のような症状と似ていてほとんど重い副作用というのは起こりません。

自覚しやすい症状はいつもの生理前の症状と違うと感じる程度の副作用ですし、副作用が起こるという事は薬が効いているという事です。

しかし自分では分かりにくい症状で排卵後に、精子を子宮へ運ぶ役割をするおりものの量が減ったり、子宮内膜が薄くなってしまう可能性があります。

また、稀に目がぼやけたり見えにくくなるといった視覚障害を起こす可能性がありますので、運転は控えるように推奨されています。

耐え切れないほどの症状が出たりする場合には必ず専門の医師に相談する事をお勧めします。

重い副作用

副作用が軽く少ないと言われているフェルトミッドですが、相性やタイミングなどによっては、重い副作用を引き起こす可能性があります。

薬の効果から来る物ですが、ホルモンを分泌させ間接的に卵巣を刺激する事によって卵胞を沢山育てます。

そうする事で通常排卵は1個ですが、複数個排卵させる事ができますので、妊娠の確率が上がるというものです。

しかしその効果が働きすぎてしまい、卵巣過剰刺激症候群という症状を起こしてしまう可能性があります。

字の如く卵巣を過剰に刺激してしまった結果、卵胞が育ちすぎてしまい卵巣が腫れて非常に大きくなってしまうという症状です。

安静にしていれば治まる場合もあるとは言われていますが、悪化するとお腹や胸に水が溜まってしまい腹痛や呼吸困難を起こしたり、血液濃縮から血栓症を起こす可能性がありますので、下腹部に圧迫感や張りを感じる場合は自身で思っている以上に悪い症状の可能性がある為、自己判断はせずにまずは専門の医師に相談しましょう。

フェルトミッドの注意点

フェルトミッドは一緒に服用してはいけない薬や服用する事ができない人、簡単には服用できず注意が必要な人がいます。

副作用が少なく比較的服用しやすい排卵誘発剤で、不妊治療を始めたばかりの方にも服用されるほどの薬すが、 正しい服用をしないと重い副作用を起こしてしまい身体も心も傷付けてしまいます。

そうならないためにも、服用する際の注意点をしっかり把握して、自身が服用出来る薬なのか確認し正しく服用しましょう。

併用禁忌薬

フェルトミッドと一緒に服用してはいけない薬は特にありません。

妊娠には関係のない持病などがある為に、薬を選ばなければならなかった方も、フェルトミッドであれば服用できますので、より多くの方に服用されやすい薬です。

服用できない人

妊娠している方は、胎児への安全性が確立されておりませんので、服用が禁止されています。

フェルトミッドを服用した場合は体温などをしっかり確認し、余分に服用しないように注意が必要です。

また、エストロゲン依存性悪性腫瘍といわれる、乳がんや子宮内膜がんの方は、腫瘍を悪化させる可能性があり、乳がんや子宮内膜がんの疑いがある方は、症状が現れてしまう可能性がありますので、服用は禁止されています。

その他にも、副作用の中に卵巣過剰刺激症候群になり、卵巣が腫れて大きくなる可能性がある為、元々卵巣が大きくなっている方も副作用により更に大きくしてしまう可能性があるので禁止されていますし、肝障害がある方も、悪化させてしまう危険性があるので服用は禁止されています。

服用に注意が必要な人

禁止するほどでもありませんが、服用するのに注意が必要な場合があります。

服用できない方にも当てはまっていた乳がんや子宮内膜がんなどにかかったことがある方や、肝障害を患った事のある方は病状が再発する恐れがあります。

他には、子宮筋腫がある方も子宮筋腫の成長を促してしまう恐れがある為、注意して服用する必要があります。

また、家族に乳がんの方がいる場合や、乳腺症がある方、乳房レントゲンに異常があった方にも、症状が悪い方へといってしまう可能性がある為注意が必要で、多嚢胞性卵巣症候群という通称PCOの方は、フェルトミッドの副作用でも重い卵巣過剰刺激症候群になってしまう可能性がありますので服用に注意が必要です。

まとめ

フェルトミッドは基本的には軽い副作用ばかりですし、一緒に服用してはいけない薬もない為、

比較的服用しやすく、初めての方でも安心して服用できる排卵誘発剤と言えます。

しかし日本では、先発薬であるクロミッドを病院で処方している薬ということもあって、ジェネリックであるフェルトミッドも同様に、無知のまま服用する事はとても危険です。

服用できる方でも重い副作用を起こす場合もありますし、服用が許されない方や、服用できても注意が必要な方はより注意が必要なのは言うまでもありません。

不妊治療というのは心の負担も大きい事ですので、出来るだけ不快な思いはしないようにする為にも、自分自身が服用しても良い薬なのかを、しっかりと確認し、正しく服用する必要があります。